[読書感想文] 舞姫
- 作者: 森鴎外
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1981/01/16
- メディア: 文庫
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タイトルはずっと前から知っていたけど、ちゃんと読んだのは今回が初めて。きっかけはiPhoneの青空文庫アプリ。そうアイフォーンならね。関係ないですけど使い勝手いいですよ、SkyBook。
内容についてはまあ聞いていたとおり。世で言われている豊太郎それどうなのよという感覚もまあなんとなく分からないでもないです。でも、ドイツでヴィルヘルム1世、フリードリヒ3世が相次いで崩御、ヴィルヘルム2世が即位しビスマルクが失脚するという出来事が続き、第1次世界大戦の足音が聞こえてくるという激動の時代の中で、庶民社会はいったいどのようなものであったかのか、その一端が垣間見えるというところが一番興味深かったです。
僕らは歴史的な出来事はエライ人達の物語としてしか知らないけれども、その背後には社会があって、そこではたくさんの人達が生きていて、激動の時代であっても生活をしていたのです。世の人たちはそのエライ人達をどう見ていたのか、あの出来事をどう見ていたのか、どんな家に住んで、どんな服を着て、どんな物を食べていたのか。それはエライ人達の物語と同じくらい面白いもんです。
さて、雅文体にアレルギー反応もなくなったので、次は即興詩人でも読んでみます。舞姫に比べて恐ろしく長いのでiPhoneで読み切れるかどうか…。Sony Readerでも買うか。いや、買うなら本だよね、そりゃあ。
[日記] ありゃまあ
週一くらいで何か書こうと思っていたのに1ヶ月も間が空いてしまいました。まあ、これからもこんな感じなんだと思います。
漫画喫茶
漫画喫茶に何年か振りに行きました。憧れのペアシートだったんですけど、どってことはありませんでした。漫画を読んでいる最中はお互いに集中しているので、一人で行く時とそんなに変わらないもんなんですね。考えればわかるようなことなのですが、それでも無闇に羨ましがっていたのは、「一緒に行く人がいる」という状況に対してだったんだろうな、と今更気が付きました。
ちなみに読んでいたのはこちら。
- 作者: 末次由紀
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/05/13
- メディア: コミック
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競技かるた漫画なワケですが、1対1での真剣勝負だけど団体競技的な側面もあって、主人公は最初から潜在能力を秘めているけど荒削りで、もともとそんなにエリートじゃない人たちと仲間になって、みんなで頑張ってお互いに強くなっていって…と、なんだか格闘漫画を読んでいるような気分。でも男子だったらこのノリは嫌いじゃないはず。
ハンバーグ
久しぶりにハンバーグを作りました。ハンバーグというのはジャンクなイメージとは裏腹に、「玉ねぎをみじん切りにして透き通るまで炒める」「パン粉には事前に牛乳を投入してふやかしておく」「具材を全部ボールに投入したら粘り気が出るまで手でこねる」「こね終わったら手に油を塗ってひとつ分取り出して空気抜きながら形づくり」「フライパンで中に火が通るまで蒸し焼きにする」と工程がいちいち手間がかかります。
こんな手間のかかるハンバーグが定食屋さんなんかだと、原材料の価格が違うのでしょうが、生姜焼きだとか、焼き魚定食だとかと同価格帯で供されるのには感謝しないといけないのではないかと感じる次第です。ただし、ファミレスで煮込みハンバーグを注文したら、どう見ても煮込んでいないものが出てきてガッカリさせられたのだけは別です。
ところで、すでに入浴も済ませたのですが、手についた玉ねぎのにおいがとれません。どうしたら良いのでしょうか。
テスト
度々お騒がせします。
テスト2
はいはい、すいませんね。